序章

自分の歴史
IHI : 引用元 https://www.ihi.co.jp/ihi/company/outline/

姿勢・ポリシー

 このブログは今、自らの大きな役割である家族に対する責任を終え、そして、その責任を遂行するための対価を勝ち得るために、自分がプロであることを磨き続け、そのプロとなるために、様々なチャレンジや、失敗、そして時には成功を勝ち得てきた、自分のその“プロ”である自分の歴史を振り返ってみたい。

 そして、そのプロになるための数々の失敗や、その失敗の積み重ねで得てきた成功は、同じ道を歩もうとする後進に対し、少しは参考になるのではないかと確信するものである。

 現在、同じ道、もしくは似たような生き方をしようとする若者にさまざまなアドバイスをしてきたが、その中で最も話してきた内容は、「10年先を見て、1年先を読んで、3か月先を計画し、3日後の計画を達成すべき、“実現できる実行計画”を立てる能力を身につける。」ことである、と言ってきた。

 今までの関わってきたプロジェクトで、小生は前述のように全体の長期計画から週間等の短期の実行計画までの、さまざまな計画を立て、実績を得てきたのだが、この能力の構築はこれから記述しようとする、自分の歴史において、さまざまなプロジェクトとの関り、そして、師匠からの指導、叱責、関わった様々な人間との関係の構築、そして、破綻、様々なかかわり方で学び得たことは間違いない。

謝辞・お詫び・感謝

 小生と仕事をして、良く周りから言われるのは、「8割の人間はお前と仕事して、楽しいし、一緒に仕事をしたいと思うが、2割の人間はお前を憎んでいる。」と言われた。このことは、実はプロジェクトをリーディングするにおいて、もっとも重要な“コツ”であって、少数に嫌われてもどうやって、大多数のモチベートしている仲間を動かすか、という点が最も重要な物事を成しえるポイントとなってくる。

 そのような経験も実際の実務ではない、“あるプロジェクト”から学び、自分のプロの糧に大きく役立った。

株式会社 IHI from Google Earth

 そして、この自分の能力を構築した環境を与えてくれた、石川島播磨重工業(現在、株式会社IHI)には本当に感謝したい。

 また、お亡くなりになってしまったが、小生の建設技術の全てを、現場で叩き込んでくれた、松田善治さんには、今、直接感謝することは叶わないが、今の自分の技術に対する現場主義という姿勢を、叩き込んでくれたということに本当に感謝しています。

 また、その厳しい松田所長の下で、当初、滅入っていた時に、やはり、現場のイロハを教えてくれた南雲敏彦さん、IHIを退社する際には、大変な迷惑をかけてしまい、感謝の気持ちとともに、お詫びの気持ちもあります、また、お会いした時に是非、その気持ちを伝え、感謝とお詫びをしたいと思っています。

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