2022年、転職活動の全体像
時期と結果
今回の転職活動は最終的に外資系の再生可能エネルギー会社に転職が決まった。
この最後の決定は自分でも神がかりに近いような決まり方で、条件面等は、細かいことは言えないが、この齢59才で、年収1000万円以上の条件面で転職できたこと、また、転職先が考えているアサイメントされる業務内容は、自分にとって100%に近い満足な条件であった。
ゆえに転職は最後には実力以上の”運”がないと成功しないのかもしれない。
ただ、「人事を尽くし天命を待つ」、自分のすべきことを100%、その活動で行わない限り、”天命”は来ないとも、それは確実に言える。
成績
- 総転職エージェント数:11名、9社
- 総応募社数:13社
- 書類選考成績:書類選考合格:8社、書類選考不合格:5社
- 面接成績:1次面接不合格:1社、二次面接不合格、見送、凍結:4社、三次面接見送り:1社、五次面接不合格:1社
- 内定通知会社:三次面接後、1社
- 総面接回数:20回、英語による面接:16回(8社)、日本語による面接:4回(2社)
以上が成績になる。
見ていただいても分かるように、下手な鉄砲ではないが、相当数の会社に応募していることが分かる、また、会社側もリモートによる面談のせいか、大体、3回以上の面談で最後にHR(人事面接)となることが多かったように思う。
また、基本的に面接は1日、1社と決めていたので、こう見てみると20日程度、面談が入っていたことになる。
転職活動は、瞬間の閃きや突発的な流れで決まるようなものではなく、まるでパズルのように計画的な準備が必要でした。数か月にわたって、面接の合間にはリフレッシュしつつも、会社の背景や求めるスキルの解釈にじっくり時間をかけ、あらゆる角度から徹底的に自分をブラッシュアップする日々でした。
1日の流れと面接対策
面接対策はとにかく徹底的で、まるで自分自身が主演の舞台に立つようなもの。過去の経験やプロジェクトの話は、まるで名作映画のように物語風に語れるまで練習を重ねました。エージェントからのフィードバックはまるで監督からの指示で、一つ一つの場面を改善しながら、次の面接ではさらに「演技」が洗練されるような流れでした。
英語の面接対策:
外資系企業が多かったことから、英語での自己紹介やプロジェクト説明には特に力を入れました。再生可能エネルギー業界の専門用語を並べながらも、相手の目がキラリと輝くような表現を練習したのです。毎日声に出して話し、鏡に向かってジェスチャーも確認。さながら英語のスピーチコンテストに向けて、話し方と内容を磨き続け、面接では堂々と答えられるようになりました。
日本語の面接対策:
一方で、日本語の面接も重要な場でした。特に役員層との面接では、業界に対する深い理解や、自分のキャリアが相手にどう響くかを考えながら、共感と信頼を得るように言葉を選びました。堅苦しさを感じさせない距離感を保ちつつ、誠実さが伝わるよう、言葉一つ一つに「情熱」を込める練習をしました。
転職活動を通じた気づきと学び
転職活動の中で、自分のスキルを披露するだけでなく、心から情熱を持てる仕事に出会えることがどれほど大切かを実感しました。リモート面接が当たり前の時代では、面と向かっての雰囲気作りが難しく、画面越しでも「この人なら任せられる」と思ってもらえるよう、自己紹介や回答には一貫したメッセージを持たせました。
また、「人事を尽くし天命を待つ」という言葉をしみじみと感じることにもなりました。最大限の準備をして臨んだ面接で、あと一歩のところで最終面接を逃した経験もありましたが、そのたびに「まだ次がある」と思い、また立ち上がりました。最終的に良いご縁が巡ってきたのは、実力だけでなく、タイミングや運にも助けられたおかげだと感じています。
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